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i-Dance Japan 2013
国際コンタクト・インプロビゼーション ダンスフェスティバル
ナンシー・スターク・スミス
集中ワークショップ & アンダースコア


【定員に達したため、募集を締め切りました】

2013年12月5日(金)〜8日(日)

会場:森下スタジオ  東京都江東区森下3-5-6

コンタクト・インプロビゼーションの創始者の一人、世界中のCI ピープルからカリスマと呼ばれるナンシー・スターク・スミス、1997年以来、奇跡の来日!
源流の清らかさと味わい深さを体験してみて下さい。
この機会をお見逃しなく!

【コンタクトとアンダースコア・・・具体化と協同】

経験者対象のこのコンタクト・インプロビゼーション(CI)ワークショップは、コンタクトしながら踊る際に、構成要素としての気付きとそれらを合せて行く力を発展させ、広い意味での即興ダンスに構築しつつ、探求し洗練していくようにデザインしてあります。この実践は、CIの身体的なトレーニング、体全体で聞く事、ディスカッション、様々な即興の構成にフォーカスを置いていきます。ソロ、グループ、コンタクトのある、なし。---身体的、またはエネルギーの変化を楽しみ、自然な創作、存在、関係性を学んでいきます。ワークショップは、後半にはナンシーが1990年から研究発展してきたアンダースコア(ジャム、接触、即興、構成の為の長時間のスコア)についての詳細説明と実践へと繋がります。

アンダースコアとは、アンダースコアとは、ナンシーが1990年から研究発展してきた、ジャム、接触、即興、構成の為の長時間のスコアで、ダンス・インプロビゼーションのリサーチと実践のための骨組みです。
それは、ダンサーを「状態の変化」の流れを通して導きます。— まずひとりでくつろぎ、重力や身体の支えを意識する事から、グループの循環や相互作用を通して、CIの取り決め、グループ全体の即興へ開いて行く事、そして静止に戻り内観するという流れです。
アンダースコアは一つの手段であり、その実践によって、即興的な練習のより広い舞台へCIを統合し、天体空間での大きな自由なダンスへと発展させ、即興している間の運動感覚と創作の関わりを合せて行くことになります。
3時間半の即興は、小さく静かな内的な活動と、高いエネルギーで相互的なダンスの時間を含みます。スコアを構成する20以上の名前と記号の付いた位相は、 ダンサーにおおまかな全体の地図を与えます。その枠の中で、ダンサーは自由に自分自身の動きやダイナミクスを創り出し、自身、相互、グループや環境とも自由に関わっていきます。12月7日の「アンダースコアの話合い」は、動き的にも身体的にも次の日についていけるように、細かく基本や構成について話されます。アンダースコアに参加するには、コンタクト・インプロビゼーションの経験と、話合いに参加している事が必要です。

アーティスト・講師

ナンシー・スターク・スミス Nancy Stark Smith (USA)
体操選手としてトレーニングを始める。1960年代のジャドソン・ダンスシアターの躍進に影響を受け、1970年始めにモダンダンスやポストモダンダンスに転向。1972年にスティーブ・パクストンらと共に、最初のコンタクト・インプロビゼーションのパフォーマンスに出演。それ以来、ダンサー、教師、パフォーマー、ライター/編集者、オーガナイザーとしてコンタクト・インプロビゼーションの発展の中心的存在であり続ける。世界各地からにコンタクトや即興ダンスの指導、パフォーマンスに切望され飛び回る。1975年、国際的ダンス雑誌「Contact Quarterly」 を共同設立し、 他のダンス文献に加えて編集、出版を続けている。マサチューセッツ西部在住。
www.nancystarksmith.com

スケジュール




*2日目以降からのご参加はご遠慮下さいませ。

会場・アクセス

森下スタジオ

http://www.saison.or.jp/studio/access.html
東京都江東区森下3-5-6

<交通案内>
■地下鉄都営新宿線
 都営大江戸線
「森下駅」 A6出口 徒歩5分