ゲスト・アーティスト / 講師        

キム・ボンホ(バダ) Bong-Ho Kim (韓国) ダンサー

2007年から2013年までAIAEのメンバーでありEt Aussi Dance Companyのディレクターを務める。フランスやスイスなどヨーロッパ、チリ、アルゼンチンなどの南アメリカ、i-Dance ネットワークのアジア各国で、ダンス教育、即興ダンスに力を注いでいる。とりわけ、アジアでの即興分野のネットワーク強化に尽力。2008年から、日本、台湾、韓国を軸とし、世界各国からの参加者があるビエンナーレ、Asian Improvisation Art Exchange(AIAE)のチーフディレクターとして活動。1993年より演劇を始めるが、1996年からはダンスに方向を転じ、大学卒業後は様々なダンスカンパニーで踊ってきた。主な振付作品に「Shaking」、 「Socrates falls in love」、「Dust」、「Memory」、「Transition」、「Fragment」などがある。
http://www.aiaekorea.com      http://etaussidance.com

Katja Mustonen (フィンランド/ドイツ) ダンサー

フィンランド人ダンサー、教師、創作家で、現在活動の場をフランクフルトに持つ。2004年、フィンランドのオウトクンプにあるVocational Dance Schoolの舞踊科を卒業、その後、フランクフルトのHochschule 芸術大学で現代舞踊修士を修める。2008年から、カティアはコンテンポラリーダンステクニック、即興、コンタクト・インプロビゼーションをフランクフルトや海外で教えて来ている。彼女は、創作力のもとになるものが、「未知」であり、「未知」である事は変化し成長する為の最良の師であるといった研究を続けている。 また、存在の状態や、変化・具体化したり、イメージや知識、感情、アイデアを伝えたりという身体の能力は、彼女の動きの実践や研究、人生にとって常に魅力的であると考える。

マンディ・ミンイン・イム Mandy Ming-yin YIM(香港) ダンサー

Y-Spaceの共同設立者、アウトリーチや教育部門のディレクター。The Hong Kong Academy for Performing Artsを卒業後、香港バレエ団や The City Contemporary Dance Companyに所属。1996年、ACCからフェローシップを受けアメリカへ研修留学。その後、ジンバブエやノルウェーのフェスティバルを始め、様々な 国々のフェスティバルの招聘されている。2009年よりi-Dance Hong Kongのプロデューサー兼パフォーマーを努める。

メイ・リー Mei Li(台湾) ダンサー

台湾生まれ。ロンドン・コンテンポラリーダンス・スクールを優秀な成績で修了。Kirstie Simson と協同で‘International Documentary of Dance Improvisation’ と ‘Dance Cambodia,’の映画を制作。Contact Improvisation Festival Japan(日本)やAIAE(ソウル)E-Side Arts フェスティバル(香港)、他、クアラルンプール、マダガスカルなど等、多くのフェスティバルやアーティストレジデンスプログラムに招待されている。1999年よりKu & Dancers のメンバー。ダンス教育者として、台湾の様々なコミュニティで教えている。最近では、国立劇場での公演活動や、国立芸術大学、Dance Forum Taipei Dance Companyで教授活動を行なっている。長青木・創意/心理・企業講座のディレクター。

ミンチュ−“シャオチュー”・ユー Mingchu “Xiaochu” Yu (台湾) ダンサー

1999年にKu & Dancersに加わり、以降数々の舞台に参加する。フランスに留学中、Yuko Kametami、Erinc Aslanboga、Simon Williams、Yukiko Murataらのワークに関わる傍ら2005年にはパリ・セントデニス大学で芸術修士取得。2008年に台北に戻り、パペット・シアターや劇団での仕事と平行しKu & Dancersのメンバーとして多方面で活躍する。2012年にはマダガスカルの国際芸術フェスティバル‘i’Trôtraに、2012、2014年にはソウルでのi-Dance Korea/AIAE、2013年にはコンタクト・インプロビゼーション・クアラルンプールに招待されるなど国際的な活動も多い。

Otto Akkanen (フィンランド) ダンサー

フィンランド人ダンスアーティスト、写真家、ボディワークの実践者、講師、の肩書きを持つ。2006年にフィンランドのオウトクンプにあるVocational Dance Schoolの舞踊科を卒業後、コンタクト・インプロビゼーションの講師として、ロシア、ウクライナ、モルドヴァ、ドイツ、イギリス、スペイン、イタリア、ポーランド、アルゼンチン、ブラジル、フィンランドを訪れている。彼にとってインスピレーションの源は、2001年に学位を取ったソーシャルワークや、詩、哲学、音楽などがベースになっている。権力、階級制、政治、構造、存在、アイデアとカテゴリーなどに対する彼自身の見解が、クラスを教える際に影響を与えている。2014年7月にフランクフルト芸術大学でコンテンポラリーダンス教育の分野で修士を修めた。

キョンスン・セオ(ナム) Seo, Kyong Sun (namu)(韓国)ダンサー

国立韓国藝術大學を修了し、韓国内でも精力的に活動するキョンスンは、ダンスグループ‘movement neuru’を主宰。Seoul Art Space_Seongbuk やSeoul Art Space_Hongeun.でのアーティストインレジデンスの機会を得て、創作活動を続けている。2014年から、i-Dance Korea/AIAEのパートナーとして加わり、今回初めてi-Dance Japanに参加。

ルーホン・リン 林 茹鴻 (台湾) ダンサー

ダンサー、心理療法士、Perennial Tree Psychotherapy Center所長、国立台北藝術大學非常勤講師補佐。ルーホン・リンはジョン・F・ケネディ大学にてトランスパーソナル心理学修士取得。舞台では、台湾にてクー&ダンサーズとKirstie Simsonとの共演‘Not Knowing, but Wanting to Know’ に出演。I-Dance Japan 2013国際コンタクト・インプロビゼーションダンスフェスティバル(日本・鹿児島)や、‘Asian Improvisation Art Exchange(韓国・ソウル)、 i’Trôtra – 8ème Festival International de Danse Contemporaine(マダガスカル)に招待される等、国際的にも活躍。

川口隆夫 Takao kawaguchi (Tokyo) Dancer

1962年佐賀県生れ、東京在住。学生演劇からパントマイムをベースにした肉体演劇を経て、パフォーマンスへと進む。90年からATA DANCE、96年より「ダムタイプ」に参加。03年以降はソロを中心に、演劇・ダンス・映像・美術をまたぐライブパフォーマンスを探求。近年は舞踏に取材した『病める舞姫をテクストに』(2012)、『大野一雄について』(2013〜)など。16年1月、<公衆トイレにおける男性間の性行為>をテーマにした新作『Touch of the Other - 他者の手』を東京にて世界初演。

サポーティング・アーティスト / ミュージシャン

岩下清香 Seika Iwashita(鹿児島)ヴォーカリスト/シンガーソングライター

 心に入り込む独特の声で、独自の世界観を表現する。イオンなど、CMソングなどでもおなじみ。クラブシーンを中心に活動後東芝EMIなどからソロアルバム3枚発表。平田みずほ氏と mono-folioとしても活動中。アメタカオルとしてバンド「アメタ食堂」を主宰。陸の孤島と言われる鹿屋市の武家屋敷カフェ「アメタ食堂」をオーガナイズ。「身体は楽器」との思いから野口整体の活元運動や呼吸法に傾倒、コンタクトインプロビゼーションと出会う。

ミウラ1号 Miura Ichigo(京都) パーカッショニスト

ブラジル・インド・中東・アイルランドなどの打楽器を中心に、創作楽器やアイディア楽器(自作・他作含む)を交え音楽活動をしている、手づくり・工作好きの工作員系ミュージシャン。
活動範囲は、マニアックなものからなごみ系まで様々なグループや企画への参加のほか、ソロ演奏やダンスとのコラボレーション、ワークショップの講師など。京都でしているヘタの横好きの畑がハーブと雑草ばかりで何とかしたい。
WEBサイト:http://www.miura1.net/

松本充明 Mitsuaki Matsumoto(鹿児島) sound performer

フランス、パリ・ソルボンヌ大学で映像を学び、自作のサウンドを手がけたのを始めに、以降、映像や音を駆使したインスタレーション、空間デザイン作品を発表。帰国後は国内外での演奏、大学や地域イベントでの即興音楽ワークショップなども行う。インドのダンスカンパニーとのコラボレーションでヴェネツィア・ビエンナーレ等の国際アートフェスティバルでも演奏。http://4-em.org/

サポーティング・アーティスト / ダンサー

小西とっこ Tocco Konishi(東京) トレーナー / ダンサー

東京・福岡・長野を中心に活動。トレーナーとしてゴルファーのために考案したオリジナルトレーニングを都内スポーツクラブにて実施、ダンスインストラクターとしてカルチャーセンターを中心に活動。振付家として下北沢などの劇団を中心に活動。また、哲学カフェを主宰し「考える場」作りを2014年度より開始。また、年に数回、「生きることは表現すること」というテーマで詩人・朗読家・舞踊家としてライブパフォーマンスを行っている日々の中で「コンタクトインプロビゼーション」に触れ現在に至る。

合田有紀 Yuki Goda(京都)ダンサー

京都のダンスカンパニーMonochrome Circusダンサー。
2010 年から2 年間、パフォーマンスグループ「MuDA」のダンサーとしても活動。
合田緑との姉弟デュオ作品「白昼夢」、飯名尚人との共同作品「金魚撩乱」、山中透、Shinya B、Bucciらによる音楽ユニット"Air Vessel”とのライブパフォーマンスなど、様々なアーティストと積極的に活動を行っている。

菅彩夏 Ayaka Suga(東京) ダンサー

神奈川県出身。日本女子体育大学舞踊学専攻卒業。在学中より、コンテンポラリーダンスを岩淵多喜子、太田ゆかりに師事、CI部/MOKK/新鋪美佳/高野美和子/カンパニーデラシネラ(小野寺修二)/DanceTheatreLUDENS/長塚圭史/プロジェクト大山/関かおり/アマキオトなどの作品に出演。公園、プール、教会、学校、カフェなどさまざまな場所で、その空間ならではを味わいながら、気持ちの動く瞬間を踊っている。studioRADAコンタクトワーク講師

手代木花野 Hanano Teshirogi(東京) ダンサー

© KATSUMI KAJIYAMA宮城県松島町生。日本女子体育大学卒業。CI部副部長。'08〜’10、C.I.co.にてコンタクトインプロヴァイザーとして活動。カンパニーデラシネラ、長塚圭史、MOKK、Monochrome Circus、GRINDER-MAN、ウォーリー木下、ごまのはえ、伊藤キム、ドドド•モリ、ストアハウス等の作品に出演。教育現場でのワークショップ活動を積極的に行っている。また、地元 東北でも活動。

野村香子 Kyoko Nomura(京都) ダンサー/振付家

© Sajik Kim福岡県出身。’07年より京都を拠点に活動するダンスカンパニー・Monochrome Circus(主宰・坂本公成)に参加。以降、カンパニーの中心ダンサーとして国内外問わず多くの舞台に立ち経験を積む。個人としてもミュージシャンとの共同製作や即興的なライブを各地で行う。また、コンタクトやコンテンポラリーダンスのワークショップや教育現場での講師など指導経験も多数。

オーガナイザー / アーティスト

勝部ちこ Chico Katsube(鹿児島) ダンサー/オーガナイザー

大阪出身。お茶の水女子大学大学院人文科学研究科舞踊教育学専攻修了。幼少よりクラシックバレエを学び、大学にてモダンダンスを始める。大学院修了後、NYへダンス留学。帰国後、コンテンポラリーダンスやバランスボールのクラスを展開しながら、CIの研究を始める。2000年春にグループC.I.co.(しーあいしーおー)を発足。「ふれあう事から始まるダンス」としてCIの広く深い可能性を追求し、各地でのWS開催や、国際企画に参加し、研究・交流活動を続ける。2008年から毎年、国際的CIフェスティバル(CI Festival Japan)を企画/制作。一方、立教大学、慶応義塾大学、筑波大学、お茶の水女子大学などで非常勤講師として大学生にCIを開講。保育園、小学校などでも活動し、幅広く奥深いCIの世界を探求中。2005〜06年度 財)地域創造の公共ホール現代ダンス活性化事業に携わり、現在、ダン活支援事業登録アーティスト。共著 「協同と表現のワークショップ」 (2010東信堂) の中でCIのワークショップの事例紹介。2012年鹿児島に移住。www.ci-jp.com

鹿島聖子 Shoko Kashima(鹿児島) ダンサー/フォトグラファー/オーガナイザー

千葉県出身。お茶の水女子大学大学院人文科学研究科舞踊教育学専攻修了。1996年にダンスカンパニーZINZOLINを設立、2000年まで作品創作、上演活動を行う。2002年に文化庁在外研修でニューヨークへ留学。公演活動やボディワークの研修等を行い2004年に帰国。NY滞在中、Joyce SoHo presents, The Brooklyn Museum of Arts, The DUMBO festival等で作品を上演する。帰国後、C.I.co.の共同ディレクターとして、CIのワークショップや公演活動、フェスティバル運営、国際企画に参加し、研究・交流活動を続ける。2008年〜2010年、国際CIフェスティバル(CI Festival Japan)、2013年よりアジア4カ国で協同するi-Dance Japan 国際コンタクト・インプロビゼーション・フェスティバルを企画/制作。プロフェッショナル・フォトグラファーとしても、舞台やWS、ポートレート、各種撮影等で活動中。2009年度より文部科学省社会人教育推進事業WSデザイナー育成プログラム講師、2010-2011年度青山学院大学大学院社会情報学科非常勤講師。共著 「協同と表現のワークショップ」 (2010東信堂)NHKドラマ「はつ恋」(2012)のエンディングに出演。
2012年鹿児島に移住。www.ci-jp.com